- 2011-12-20 (火) 23:15
- こんな時どうする?~SSD~
HDD(ハードディスク)とは異なる構造のSSDが搭載されたパソコンも流通しており、
SSD搭載パソコンを使用されている方も徐々に増えてきているのではないでしょうか。
SSDは、ハードディスクと比べると全体の最大容量はまだそれほど多くはないですし、
ハードディスクと比べると、非常に高額であるため、一般に普及しているとは言えず、
まだごく一部の使用というイメージがありますが、このSSDは非常に優れた装置です。
ハードディスクは、文字通りHDD内部にディスクが搭載されている記録装置であり、
データ容量によってディスクの枚数が違い、サイズでもディスクの大きさが違います。
ハードディスクは、ディスクにデータを保存しており、磁気ヘッドという部品によって、
データの読み書きを行っています。高速回転しているディスクと磁気ヘッドの間隔は、
タバコの煙の粒子よりも細かい間隔で動作しているため、落下や転倒の衝撃に弱く、
ポータブルHDDなどに耐衝撃性と書かれたハードディスクが販売されていますが、
ケースを開けてみると、ハードディスクの四つ角にゴムが設置されている程度であり、
とても衝撃に強いといえるレベルではありません。どちらかといえば、落下した場合、
プラスチックやアルミのケースが変形したり、割れることがないというレベルの話です。
実際のところは、ハードディスクを製造しているメーカーからハードディスクを購入し、
製造した耐久性の高いケースにハードディスクを入れて販売しているだけであるため、
ハードディスクが壊れない、という保証は一切していません。ハードディスクにとって、
落下や転倒という物理的衝撃は、致命的な故障につながる恐れがあるということです。
ポータブルHDDを使用されている方は、その点を理解し、十分に気をつけてください。
一方、SSDの場合は、一切ディスクはありません。SSDのDは、DiskのDという意味でなく、
DriveのDであり、SSDの構造は、USBフラッシュメモリと同じような構造になっています。
SSDは、複数枚のメモリチップを基盤に設置し、データを記録しているチップ製品であり、
容量によって、チップの種類がことなり、チップの枚数が異なるという構造になっています。
詳しい構造は存じ上げていませんが、私の知人の話によると、データの記録保存方法は、
複数枚のチップに対し、RAID0のようなRAID構成で1つの容量と認識させているそうで、
データの保存も大容量のデータになると、データを分割して保存しているということです。
さらに言えば、SSD自体の最大容量はハードディスクと比べ、まだまだ少ないですので、
大容量化のため、2つのSSDでRAID0構築しているというパソコンも少なくないようです。
RAID0を構築していた場合は、2つのSSDに分割してデータを保存している状態のため、
片方のSSDが壊れてしまえば、データの救出は、限りなく厳しくなるということになります。
というのも、SSDがチップで構成されていると考えると、チップの物理破損が起きた場合、
そのチップ1つ分全体が壊れてしまうということを意味しますので、それに記録していれば、
他のチップに分割されたデータが保存されていても、データは破損してしまうのです。
SSDは、チップを採用しているため、読み込みが早く、落下などにも強いといえますが、
故障が発生した場合は、一度にデータがなくなってしまうという危険性がありますので、
OSデータの保存やアプリケーション、ポータブルディスクとしての利用が望ましいため、
重要な保存しておきたいデータについては、ハードディスクを使用するようにしましょう。
SSDが認識しないという状況は、致命的な破損の可能性がありますのでご注意ください。


